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入居中の設備故障やマナーのポイント講座


入居開始後のトラブル解決


【給湯器が故障したら】


給湯器の故障は本体であれば年数に関係なく貸主負担、但し、リモコンの場合、取扱方法が荒い場合は借主負担となる事もありますので、ボタン等を押す際には優しく押してあげて下さい。

【浴室・トイレの換気扇が故障したら】


換気扇は、使用を始めてから10年経つとモーターが耐用年数を超え動かなくなる場合が有ります。その場合は貸主負担となりますが、換気扇の掃除を怠り故障の原因を作った場合は借主負担となりますので、日常的に換気扇の掃除をしましょう。

【キッチンのレンジフードが故障したら】


レンジフードも換気扇の一種なので、前述と同じ事となります。ただレンジフードの故障はスイッチ部が多いケースで、油汚れや、強く押しすぎる事が原因であった場合、借主負担になります。まめなお掃除と丁寧な取扱をしてあげてね。

【キッチン・浴室・洗面所などの水栓器具が故障したら】


水栓器具本体はめったに壊れるものではありません。故障の原因はパッキンの消耗が多く、そのような消耗品の修理費用は借主が負担。但し、2000年以前に製造されたシングルレバー水栓などには設計上、頻繁に漏水する器具もあり、取替修理の場合は貸主負担が多いようです。

【キッチンのコンロが故障したら】


コンロはめったに故障しませんが、点火しなくなる事があります。まず借主が電池ボックスの蓋を壊さないように気をつけて電池交換をしましょう。点火器具部品の故障の目安は13年、その場合は貸主が負担します。

【添付けの照明器具が故障したら】


照明器具が故障したら、まず借主が電球交換をして下さい。それでも点灯しない場合、10年経過した器具は安定器部品の故障が考えられますので。貸主負担での取替修理が多いようです。

【スイッチが故障したら】


スイッチは借主が頻繁に触れるもの。消耗品扱いで、借主負担で修理します。リモコンスイッチなども同様になります。

【靴箱、吊り棚、洗面台などの扉が故障したら】


添付け棚などの扉が故障した時は、初期不良を除き借主負担で修理します。但し、築後10以上では縁のシールが曲がり取れたり割れたりすることがあり貸主負担で修理します。取扱が乱暴ですと扉が外れたりする場合があるので要注意。

【室内の木製建具が故障したら】


経年劣化でのゆがみやハガレを除き借主負担で修理します。取扱が荒いと建付が斜めになったり、こすれたり、ドアノブが外れるようになりますので、優しく開け閉めしてあげてね。

【ふすまが壊れたら】


ふすまの破れ、滑り調整、枠やベラの外れ修理は借主負担になります。但し、築後20年を経過すると故障しやすくなるので、貸主負担で取替修理することもあります。ふすまは壊れやすいので開閉は丁寧にしてあげてね。

【窓、サッシが故障したら】


ほぼ故障はありませんが、開閉が重くなったりする場合はコマ割れや高さズレが原因です。取扱が荒いと借主負担で修理となりますので、丁寧に開閉し、ロック部のネジがゆるみ始めたら絞めてあげてね。

【網戸が故障したら】


網戸の破れ、コマの交換・高さ調整は借主負担になります。網は破れやすいので気をつけて使用してあげてね。

【サッシ、建具のガラスが壊れたら】


サッシ、建具のガラスの壊れは借主負担で修理します。天災時の割れなども修理する時は借主負担になりますので保険を備えておけば少し安心ですね。

【添付けの鏡が壊れたら】


添付の鏡の壊れやくもりは借主負担、サビや内部からの汚れのような時は修理できないので、そこそこ経年の鏡は貸主負担で取替修理になります。

【洗濯場など排水が詰まったら】


キッチン、浴室、洗面所、洗濯排水などの排水管が詰まったら、借主負担で修理します。油やくずをゴミ袋に捨てずに、排水などに流していると詰まり安くなります。また、悪臭を放つようにもなりますので、日常の洗浄はもちろん、排水には油・くずを絶対に流さないであげてね。